日本エフ・セキュアがサーバ向けウイルス対策パック、HTTPやFTPを検査

日本エフ・セキュアは、WebサーバやFTPサーバでアップロード/ダウンロードされるデータをチェックする「F-Secure アンチウイルス WEBサイトパック」を発表した。

» 2004年11月10日 18時41分 公開
[ITmedia]

 日本エフ・セキュアは11月10日、Webサーバ/FTPサーバ向けのウイルス対策ソフト「F-Secure アンチウイルス WEBサイトパック」を発表した。

 この製品は、同社が昨年12月にリリースしたLinuxベースのウイルス対策ソフト「電子申請向けウィルス対策パッケージ」の摘要アプリケーションを拡大し、合わせて販売対象も官公庁や地方自治体以外に広げて提供するもの。HTTPおよびFTP経由でやり取りされるデータを検査し、ウイルスが含まれていないかどうかをチェックする。

 製品には用途に応じて2種類のパッケージが用意されている。1つは、ファイルやコンテンツのダウンロード時だけでなく、アップロードする際にもウイルス検査を行う「F-Secureアンチウイルス WEBサイトパックA」で、GETメソッドだけでなくPOSTやPUTメソッドについてチェックを行う。もう1つの「F-Secureアンチウイルス WEBサイトパックB」は、ダウンロード時のみに検査を行うパッケージだ。

 価格は、WEBサイトパックAはサーバ1台当たり初年度50万円、WEBサイトパックBは同30万円。F-Secureアンチウイルス Linuxゲートウェイのユーザーライセンスを追加購入することで、社内の他のコンピュータの保護にも利用できる。

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