日立ソフトとセンドメール、重要な電子メールだけを保管できるシステム

日立ソフトとセンドメールは、電子メールを利用した情報流出の隠ぺいや重要データの紛失を防止する「電子メールデータ保存・管理ソリューション」で協業する。

[ITmedia]

　日立ソフトウェアエンジニアリング（日立ソフト)とセンドメールは11月15日、電子メールを利用した情報流出の隠ぺいや重要データの紛失を防止する「電子メールデータ保存・管理ソリューション」で協業すると発表した。

　日立ソフトの電子メール管理ソフト「Message Finder」と、センドメールの「Sendmail Message Copier」を組み合わせて、膨大なメールデータの中から、長期保管が必要とされるもののみを抽出して保管できるようする。重要でないデータは削除するため、全データを長期保管するのに比べて、ハードウェアへの投資を抑えることが可能になる。

　また、書き換え、消去のできない光ディスクシステムを使用すれば、より厳格に法規制に順守することが可能になるという。

　価格は、500ユーザーの場合で94万円から。サーバ2台、1Tバイトディスクを含めて、約500万円からとしている。日立ソフトは2004年12月から販売する。両社は、共同セミナーなども開催する予定だ。