ジー・サーチは、重要な情報が格納されるデータベースの暗号化とアクセス制御機能を提供するミドルウェア「eCipherGate」の販売を開始した。
ジー・サーチは11月17日より、個人情報をはじめ、事業にかかわる重要な情報を格納するデータベースの暗号化とアクセス制御機能を提供するセキュリティミドルウェア「eCipherGate」の販売を開始した。
eCipherGateは、ジャパン・インフォメーション・テクノロジーが開発したセキュリティ製品。データベース内の情報を暗号化することによって、情報の不正な持ち出しや漏洩があったとしても第三者による再利用を防ぐ。データの中でも機密性の高い項目のみを部分的に暗号化することも可能だ。
また、ユーザーおよびグループごとに、行単位のアクセス制御を設定できる。同様に、列単位で暗号化/復号化権限の有無を指定することも可能という。
eCipherGateはOracleやDB2、Microsoft SQL Server/Access、Postgre SQLといった幅広いデータベースに対応している。価格はCPU単位で設定されており、1〜2プロセッサの場合のライセンス価格が250万円から。ジー・サーチでは顧客情報や個人情報を取り扱う企業や自治体、学校向けに販売していく。これを機に今後は、データベースの保護に関するソリューションを展開する計画だ。
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