日本ユニシスとSAPジャパン、環境ソリューション事業で協業して「環境情報システム」を販売開始

日本ユニシスとSAPジャパンは、企業の環境経営促進のための新サービス提供にむけて協業する。

» 2004年11月17日 23時52分 公開
[ITmedia]

 日本ユニシスとSAPジャパンは11月17日、企業の環境経営促進のための新サービス提供に向けて協業し、「環境情報システム」の販売を開始したと発表した。

 環境情報システムは、SAPの汎用パッケージ「mySAP Business Suite」をベースに、両社の技術を融合させたパッケージ。

 同システムを利用することで、既存の企業システムに蓄えられている製品構成情報や工場設備情報、経理情報、人事情報などを集約することが可能となり、環境パフォーマンス情報の集計や環境会計報告などの作業を月次で行なえることから、ライフサイクルアセスメントを適用した製品開発や、製品別の化学物質含有情報の提供、社内排出権取引などを実現できるという。

 両社は、既存SAP製品ユーザーからとくに、大手の製薬、化学、ハイテク関連製造業者を中心に営業活動を展開していくという。

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