携帯端末のWebアクセスをテーマとしたWorld Wide Web Consortium (W3C)の「Mobile Web Initiative」ワークショップが11月18日からスペインのバルセロナで開幕した。19日まで2日間の日程で、モバイルWebアクセスが抱える課題とその対処法を話し合う。
Mobile Web Initiativeは、携帯端末からのWeb利用をデスクトップPCからの利用と同じくらい簡単で便利なものにする目標で新設された。この実現に向け、「ベストプラクティス」文書の作成、デベロッパー支援のためのインフラ提供、コンテンツプロバイダー向けの研修プログラム、携帯端末からのWebアクセスをテストできるサービスの創設――などについて検討する。
ワークショップはHewlett-Packard、Orange、Vodafone、Volantisが主催。NTTドコモやキヤノン、Nokia、PalmSource、Research In Motionといった携帯キャリアやメーカー各社から40以上のポジションペーパーが提出されている。
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