Sun、SevenSpaceを買収

Sunはエンタープライズアプリ、DB、OSの管理を行う管理サービス会社、SevenSpaceの買収計画を明らかにした。

» 2004年11月30日 08時26分 公開
[ITmedia]

 米Sun Microsystemsは11月29日、SevenSpaceの買収計画を発表した。これによって管理サービスの幅を拡大し、Microsoft WindowsとRed Hat Linuxに加えてHewlett-PackardのHP-UX、IBMのAIXにも対応できるようになるとしている。

 SevenSpaceの技術では、SAP、Oracle、PeopleSoft、Siebelのエンタープライズアプリケーションと、OracleおよびMicrosoft SQL Serverのデータベース、Solaris、Windows、Linuxの各OSを管理できる。他社のアウトソーシングに比べて人手や設備が少なくて済み、導入も数日でできるという。同社の顧客は金融サービス、政府機関、メーカー、小売りなど100社あまり。

 買収は現金取引で行われ、来年3月までに完了予定。SevenSpaceの事業はSunのサービス部門に統合され、従来市場向けのサービスの一環としてSevenSpaceの技術を提供するとともに、SevenSpaceの技術とプロセスを既存のConnected Customer投資と組み合わせ、新しい市場向けの新サービス開発に当たる。

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