産総研とサン、大規模グリッドを共同研究

» 2004年12月01日 14時33分 公開
[ITmedia]

 サン・マイクロシステムズと産業技術総合研究所(産総研)は12月1日、大規模なグリッドコンピューティング環境の実用性や性能の評価を目的とした共同研究を行うと発表した。

 11月30日にサンと産総研が共同研究契約を結んだ。サンと産総研グリッド研究センターが今年6月に結んだ産学連携プログラム「Center of Excellence」とあわせて、本格的な共同研究に着手する。

 日本、アメリカ、シンガポールの3カ国にまたがる大規模なグリッドコンピューティング環境を、サンのグリッド構築ソフト「N1 Grid Engine」と産総研のグリッド用プログラム環境「Ninf−G」、グリッド構築用オープンソースソフト「Globus Toolkit」などで構築。リソース管理ソフトの実用性などを評価する。

 共同研究により、教育機関や官公庁、企業での新たなビジネスチャンス創出を狙うとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ