メディアラボ、Linuxをプレインストールした組み込み用CFを発売

メディアラボは、Linuxをプレインストールした高耐久性CF「Linux MLD CF」を発表した。書き換え回数200万回を保証するSanDiskのIndustrial GradeのCFを採用している。

» 2004年12月06日 13時29分 公開
[ITmedia]

 メディアラボは12月6日、Linuxをプレインストールした高耐久性コンパクトフラッシュ(CF)「Linux MLD CF」を発表した。CFスロットを持つ組み込み向けCPUボードに簡単に導入できる。

 同製品は、x86系CPUを搭載した組み込み向けマザーボードのCFスロットへ装着して利用する。DebianベースのLinux(Linuxカーネルは2.6.8)を最小構成でプレインストールしてあり、128MバイトのCFで、約64Mバイトのユーザー領域を確保している。

 CFには、書き換え回数200万回を保証するSanDiskのIndustrial GradeのCFを採用しており、高い耐久性を備えているほか、カスタマイズしたIDEドライバにより各erase blockの書き込み回数をLinuxカーネル内部で統計をとり、この値を使ってWear Levelingアルゴリズムに基づいたLifetimeの予測が行える。

 価格は1万6800円

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