NECは、ファクトリコンピュータ「FC98-NXシリーズ」に、省スペース型新商品「FC-24VE」および「FC-20XE」の合計2機種12モデルを発表した。
NECは12月9日、ファクトリコンピュータ「FC98-NXシリーズ」において、省スペース型新商品「FC-24VE」および「FC-20XE」の合計2機種12モデルを製品化し、販売活動を開始したと発表した。
従来製品と比べて、いずれもCPU性能を強化し、FC-24VEはPentium 4/2.4GHzを、FC-20XEはCeleron/2.0GHzを採用した。また、LANを2チャンネル、シリアルポートを2チャンネル、PCIスロットを3基標準装備することで拡張性向上を実現すると共に、バックアップツール「StandbyDisk Solo RB」およびハードウェアの異常検出ソフト「ソフトウェアRAS」を標準添付し信頼性の向上を図った。このほか、HDDや空冷ファン、バッテリーなどを筐体前面から交換可能とし、保守性を高めている。
価格は、FC-24VEが25万8000円から、FC-20XEが18万8000円から。同社では今後1年間で合計1万5000台の販売を目指す。
また同社は同時に、FC98-NXシリーズの保守受付期間を3年間延長するオプションサービスを新設し、10年間の保守対応を開始したと発表した。
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