定番のデフラグツール「Diskeeper」のバージョンアップ版「Diskeeper8」が12月17日に発売される。ユーザーインタフェースが一新されたほか、エンジンも改良が加えられ、デフラグ速度が向上した。更新された部分を中心に解説していこう。
「Diskeeper」の最新シリーズ「Diskeeper8 日本語版」(以下、Diskeeper8)が、12月17日より発売される。機能的な部分は前バージョンとほぼ変更がないが、インタフェースが一新され、エンジンが改良されてデフラグ速度の高速化が図られたほか、大容量ディスクへの対応や64ビットOSをサポートしたことなどが改良点として挙げられる。
また、用意されているエディションも、先日紹介した「Undelete 4.0 日本語版」と同様に、サーバ向けの「Server Enterprise Edition」と「Server Standard Edition」、クライアント向けの「Professional Edition」が用意されることとなった。
これらのエディションの違いは相栄電器のWebサイトにより確認してほしいが、サポートされる最大ボリュームサイズおよび同時操作数により、それぞれ分けられている。価格は以下の通りだ。
エディション名 | 価格(税込) |
---|---|
Professional Edition | 9345円 |
Server Standard Edition | 5万2395円 |
Server Enterprise Edition | 9万3450円 |
Diskeeper8では、ディスク内の状態を把握する画面に加えて5種類のタブが用意され、より分かりやすいインタフェースになった。「信頼性」タブを参照すると、現状のドライブがどのようになっているのか分かる。警告レベルに応じてデフラグを実行すべきか、健全な状態なのか教えてくれるわけだ。
また、「パフォーマンス」タブでは、ディスクの診断後に、断片かを解消するとどのくらいパフォーマンスが向上するかが一目で分かるグラフが用意された。
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