日本HP、Ultrium3準拠のテープドライブを販売開始

日本HPは、2：1圧縮時容量最大800GバイトのUltrium3企画に対応したテープドライブ「HP StorageWorks Ultrium 960」を発表した。

[ITmedia]

　日本ヒューレット・パッカード（日本HP）は12月16日、テープドライブ「HP StorageWorks Ultrium 960」を販売開始したと発表した。

　HP StorageWorks Ultrium 960は、最新磁気テープ規格「LTO Ultrium Generation 3」（通称Ultrium3）に準拠した製品。

　2：1圧縮時において、160Mバイト／秒の転送速度と800Gバイトの容量を実現し、1時間あたり最大576Gバイトのバックアップに対応できるという。また、データの改ざんや上書きを防ぐWORM（Write-Once Read-Many）タイプのテープメディアにも対応した。

　価格は138万6000円からで、出荷開始は1月中旬。

　また、同テープドライブに対応したバックアップ管理ソフト「HP OpenView Storage Data Protector 5.5」も販売開始する。価格は12万3900円から。