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» 2004年12月20日 18時52分 公開

国産ルータ企業同士でタッグ、アライドがアラクサラ製品をOEM販売

アライドとアラクサラは12月20日、ハイエンドスイッチ・ルータの販売や技術協力で提携したと発表した。

[堀哲也,ITmedia]

 アライドテレシスホールディングス(アライド)とアラクサラネットワークス(アラクサラ)は12月20日、ハイエンドスイッチ・ルータの販売や技術協力で提携したと発表した。アラクサラからハイエンドスイッチ/ルータなどのOEM提供を受け、アライドが来春から販売を開始する。

和田氏(左)と高木氏(右) 手を取り合うアラクサラの和田社長(左)とアライド高木代表取締役(右)

 アラクサラは、この10月にNECと日立の基幹ルータ・スイッチ事業を統合する形で設立された合弁会社。通信事業者向けの国産ハイエンドルータ・スイッチメーカーとして、シスコシステムズやジュニパーネットワークなどへの対抗を狙う。和田宏行社長は、今回の提携で「2005年目標である(国内ハイエンドルータスイッチ市場での)シェア17%獲得の確度は高まった」と話す。

 一方、アライドテレシスも同じく国産ネットワーク機器メーカーとして、自治体の地域ネットワーク構築などで幅広く利用されている。しかし、基幹系ルータは開発しておらず、アラクサラからOEM供給を受ける形で、コアからワークグループに至るネットワーク構築を可能にする。

 第1フェーズ(2月-3月期)では、ハイエンドスイッチの「AX7800S」およびミッドレンジスイッチ「AX5400S」の供給を受け、「スイッチブレード7800S/5400S」として販売。第2フェーズで「AX7800R」シリーズのOEM販売も行う。

 アライドでは、同社の海外販売拠点を利用してアラクサラのOEM製品を世界20カ国へ販売する計画も持っている。「アライドとしては、世界展開に興味を感じている」と高木弘幸代表取締役。両社は、様子を見ながら相互接続性の確保など、さらに一歩踏み込んだ技術協力を進めたいとしている。

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