Symantecは12月27日、Windows XP SP2に感染するトロイの木馬「Trojan.Phel.A」を報告した。Phel.AはInternet Explorerの脆弱性を突くHTMLファイルの形で配布される。危険度、損害の度合いは低いとされている。
Phel.Aを含むHTMLファイルを開いてしまうと、IEのウインドウが2個開き、そのコードを実行する。JavaScriptの形でプログラムをダウンロードし、さらに別のプログラムをダウンロードし、ログイン時に起動するように仕掛ける。DoS攻撃用のプログラムも組み込まれる。
Symantecは、新しいウイルス定義ファイルで感染を削除できるとしている。
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