Sun Microsystemsは米National Retail Federation Convention開催に合わせ、ソリューション、レファレンスアーキテクチャを初めとするRFID関連の発表を行った。
Sun Microsystemsは1月17日、「Sun Java System RFID Tag and Ship Solution」および「Sun RFID Reference Architecture」を発表した。また、利用分野別の仕様に合致したRFID Industry Solution Architectures(ISA)の提供も計画している。同社は1月17日からニューヨークで開催中のNational Retail Federation Conventionに出展している。
Sun Java System RFID Tag and Ship SolutionはWal-Martをはじめとする小売り業者や国防総省などのコンプライアンスに対応するためのRFIDソリューション。Sun W2100zワークステーションとディスプレイ、Sun Java System RFID Software、Printronix RFIDプリンタ、RFIDリーダー、バーコードリーダーがセットとなっている。
Sun RFID Reference Architectureはカスタマーとサードパーティーに開放されたRFIDリファレンスアーキテクチャで、カスタマーはSunの設計、実装などを参照することでコスト、導入時間の削減ができるとしている。
Sun Java System RFID SoftwareはSolarisとLinuxに対応しており、RFIDタグやRFIDリーダーなどのRFIDハードウェアの管理を効率化することができるという。
小売り業界向けRFID ISAに関してはSeeBeyondと共同開発中で、今四半期の後半に詳細を公開する予定。
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