ビル・ジョイ氏がベンチャーキャピタル会社のパートナーに

Sun共同創業者のビル・ジョイ氏が名門ベンチャーキャピタルKPCBのパートナーに任命された。

» 2005年01月19日 08時18分 公開
[ITmedia]

 ベンチャーキャピタル会社のKleiner Perkins Caufield & Byers(KPCB)は1月18日、Sun共同創業者のビル・ジョイ氏(50)をパートナーに任命したと発表した。

 KPCBはSunのほか、Netscape、Google、AOL、Amazon.comなどIT企業多数の立ち上げを支援してきたベンチャーキャピタル。

 ジョイ氏は2003年にSunを退社するまでチーフサイエンティストを務め、SolarisやSPARC、Javaなどの主要技術開発に携わった。保有している特許は出願中のものも含め40以上に上り、かつてFortune紙のカバーストーリーで「インターネットのエジソン」と呼ばれたこともある。

 パートナー就任に当たり、同氏は次のような談話を発表している。「私はSunを共同創業した1982年以来、KPCBと協力してきた。革新のペースは速まっており、起業家にとっての好機、そして私にとってはKPCBのパートナーになる好機となっている。KPCBのパートナーとして今後も引き続き、インターネットの進展、ワイヤレスの革新、大量のコンピュータを利用した複雑な問題の解消に向けて、起業家の支援に当たる」

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