NEC、Express5800シリーズなどを対象に「セキュリティ保険」を提供

NECとNECファシリティーズは、PCサーバ「Express5800シリーズ」やNAS製品「iStorageNSシリーズ」を対象にした「Express5800セキュリティ保険」の販売を開始した。

» 2005年01月31日 18時02分 公開
[ITmedia]

 NECとNECファシリティーズは1月31日より、NECのPCサーバ「Express5800シリーズ」やNAS製品「iStorageNSシリーズ」を対象にした「Express5800セキュリティ保険」の販売を開始した。

 Express5800セキュリティ保険には、NEC製品を用いていてウイルスやワームなどに感染してしまった場合の損害を補償する「サイバーアタック補償保険」と、個人情報漏洩事件が発生してしまった場合の損害賠償費用や費用を補償する「個人情報漏洩補償保険」の2つがある。

 サイバーアタック補償保険では、ウイルスやワームによって被害が発生した場合の除去費用、復旧作業費用やハードディスクなどの記憶媒体費用といった直接的な損害をカバーするほか、ウイルスに起因するセキュリティ事故によって発生する逸失利益/休業損害を補償。

 一方、個人情報漏洩補償保険では、内部関係者によるデータ持ち出しや操作ミス、外部からの不正アクセスを問わず、個人情報漏洩が発生した場合の損害賠償金額を補償するほか、見舞金やお詫び広告の掲載費用、弁護士相談費用など、もろもろの事故対応費用が含まれる。

 NEC/NECファシリティーズではExpress5800セキュリティ保険を、同社のセキュリティソリューションの一部として販売していく。セキュリティインシデント発生時に緊急通報を行う「Express5800セキュリティ通報サービス」をはじめ、セキュリティ対策の導入状況に応じて、保険料を最大で40%割引するという。

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