NEC、ガイドラインに対応した「個人情報保護ソリューション」を販売

NECは、経産省など各省庁が所管業界向けに策定した、個人情報保護法のガイドラインに対応させた「個人情報保護ソリューション」の販売活動を開始した。

» 2005年01月31日 18時58分 公開
[ITmedia]

 NECは、経産省など各省庁が所管業界向けに策定した、個人情報保護法のガイドラインに対応させた「個人情報保護ソリューション」の販売活動を開始した。アセスメントサービスから、情報漏えい対策のシステム運用支援までを総合的に提供する。

 同ソリューションは、保護法に対応するための業務プロセス全般を見直すコンサルティングから、システム構築、運用支援までを総合的に支援している。今回、保護法への対応状況を評価するアセスメントサービス「個人情報保護クリニック」を拡充し、中堅・中小企業向けの簡易版を新たにメニュー化したほか、省庁が策定したガイドラインに適合しているかなどを定期的に監査する「個人情報保護総合監査サービス」を新たに提供する。

 ソフトウェア面では、社内ネットワークへの不正接続を監視する「CapsSuite V4.0」で、各PCに導入されている情報漏えい対策ソフトを一元管理する機能を備えただけでなく、IEEE 802.1xに対応させた検疫機能を搭載した。ほか、情報漏えい対策ソフト群「InfoCage」でも、機密ファイルの操作履歴を記録する機能などを搭載したとしている。

 各種製品・サービスの価格は、以下の通り。

製品・サービス名 価格(税別) 出荷開始
個人情報保護クリニック強化版 140万円〜 1月31日
個人情報保護クリニック簡易版 50万円〜 1月31日
InfoCage導入支援コンサルティング 120万円〜 1月31日
個人情報保護総合監査サービス 300万円〜 3月1日
ログ解析サービス 個別見積もり 3月1日
CapsSuite V4.0 336万円〜 3月30日
InfoCage/持ち出し制御 V1.1 39万8000円〜 1月31日
InfoCage/ファイル操作監視 V1.1 40万2000円〜 2月15日

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