日本AMD、HyperTransport性能を高めたOpteron新製品

日本AMDは、SSE3ソフトインストラクションをサポートし、バス周波数を1GHzにしてHyperTransport性能を高めた「AMD Opteronプロセッサ」の新製品3種を発表した。

» 2005年02月14日 23時21分 公開
[ITmedia]

 日本AMDは2月14日、サーバ/ワークステーション向け64ビットプロセッサ「AMD Opteronプロセッサ」に、モデル152、モデル252、モデル852の3製品を追加すると発表した。

 Opteron モデル152/252/852はSSE3ソフトウェアインストラクションセットを新たにサポートし、HyperTransportのバス周波数を従来の800MHzから1GHzに引き上げてスループットを毎秒6.4Gバイトから毎秒8Gバイトに高速化した。また、今後システムメーカーが提供するBIOSアップデートにより、消費電力最適化機能(Optimized Power Management=OPM)AMD PowerNow!へ対応可能で、熱出力が低減できる。

 米HP、米IBM、米Sun Microsystems、米Egenera、日本ヒューレット・パッカード、イージェネラ、サードウェーブ、テンアートニ、ビジュアルテクノロジー、ぷらっとホーム、プロサイドが新Opteron搭載製品を発表または発表の予定という。

Opteronモデル152は4月30日出荷開始予定で価格は7万70円(1000個ロット時。以下同じ)、モデル252は2月24日出荷開始予定で価格は9万3610円、モデル852が2月24日出荷開始予定で価格は16万6540円。

 また日本AMDは同時に、Opteron搭載システムでPCI-X 2.0インタフェースを利用可能にする「AMD-8132 HyperTransport PCI-X 2.0トンネルチップセット」も発表した。出荷開始予定は2月24日。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ