MS、SQL Server 2005の構成と料金体系発表

Microsoftは次期データベースSQL Server 2005の構成と料金体系を発表した。

» 2005年02月25日 07時56分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは2月24日、次期データベース「SQL Server 2005」の製品構成と料金体系を発表した。Dellが自社サーバと組み合わせて提供する計画を表明している。

 SQL Server 2005は、大企業向けの「Enterprise Edition」、中堅企業向けの「Standard Edition」、価格を抑えて簡素化を図った中小企業向けの「Workgroup Edition」、および小規模なデータ駆動型アプリケーション開発用の無料バージョン「Express Edition」の4種類で構成される。

 また、SQL Server 2000でも中小企業向けのWorkgroup Editionを導入。これはSQL Server 2000をベースとして簡素化を図ったバージョンとなる。

 SQL Server 2005の料金体系は、Microsoftが最近発表したマルチコアプロセッサ対応のライセンスプランにのっとり、コアの数ではなくプロセッサの数に応じたライセンスを採用する。

 米国での料金はEnterprise Editionがプロセッサ当たり2万4999ドル/サーバ当たり1万3499ドル、Standard Editionはプロセッサ当たり5999ドル/サーバ当たり2799ドル、Workgroup Editionはプロセッサ当たり3899ドル/サーバ当たり739ドル。Express EditionはMicrosoft Data Engine(MSDE) for SQL Server 2000の後継となる製品で、SQL Server 2005データベースエンジンの無償バージョンとなる。

 DellはSQL Server 2000と2005の両方のWorkgroup Edition/Standard Editionを、Dell PowerEdgeサーバと組み合わせて販売する計画。サポートもDellから直接提供する。

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