テレウェイヴリンクスは、個人情報保護法の全面施行に向けて、セキュリティ対策を施した電子カルテ専用バックアップソフトを販売する。
テレウェイヴリンクスは3月22日、個人情報保護法の全面施行に向けて、セキュリティ対策を施した電子カルテ専用バックアップソフト「DRS Guardian」を販売すると発表した。
油井コンサルティングの電子カルテ「ドクターソフト」向けのバックアップソフト。データを分散して保存する秘密分散法を適用した。秘密分散法を活用することで、サーバが自体が1台盗まれたとしてもそこからデータを復元することがきず、情報漏えいのリスクを削減できる。データは3つまで分割することが可能で、1つが消失しても残りの2つのデータから復元が行える。
同社によれば、カルテの電子化が進もうとしているものの、医療の現場は患者の対応に追われ、電子カルテの運用やセキュリティについては後手に回っている。電子カルテの自動バックアップとあわせて、秘密分散法を適用することで、データの保全と情報漏えい対策を実現できるようになるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.