NovellとVeritasが提携強化、SUSE LINUXの顧客にストレージ管理製品のプレリリース版提供

BrainShareでNovellとVeritasは提携強化を発表した。VeritasがSUSE LINUXの限定ユーザーを対象に「VERITAS Storage Foundation HA」のプレリリース版を提供するもの。

[ITmedia]

　ソルトレイク・シティーで開催中のBrainShare 2005で3月22日、NovellとVeritas Softwareは戦略的な提携関係をさらに強化し、「VeritasがSUSE LINUX Enterprise Server 9」の限定ユーザーを対象に「VERITAS Storage Foundation High Availability（HA）」のプレリリース版を提供することを明らかにした。製品版の出荷は第3四半期を予定している。なお、Veritasは2003年からSUSE LINUXをサポートしてきた。

　NovellでLinuxや関連サービスを統括するGMのデビッド・パトリック副社長は、「NovellはデータセンターLinux構想を進めている。今回の提携強化によって、UNIXからLinuxへの移行を検討、計画している顧客らはSUSE LINUX上でVeritasのストレージ管理製品をいち早く、確信を持って配備できるようになるだろう」と話している。