ネットワーキング機器メーカーのJuniperが音声関連技術企業のKagoorを買収する。ネットワーク事業者向けVoIPなどのソリューション提供が狙い。
ネットワーキング機器メーカーJuniper Networksは3月29日、未公開企業Kagoor Networksを6750万ドルで買収することで合意したと発表した。4〜6月期中に買収完了の見通し。
Kagoorは音声関連技術の専門企業で、同社のSBC(Session Border Control)製品「VoiceFlow」は各国のキャリア100社以上に導入されている。本社は米カリフォルニア州で、イスラエルにも研究開発センターを持つ。
Juniperのネットワーキング製品とKagoorのSBC技術を組み合わせることで、VoIPなどのリッチメディアサービス導入を検討しているネットワーク運営事業者向けにパワフルなソリューションを提供できるとJuniperは説明している。
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