松坂屋が人事、給与、会計をSuperStreamで刷新

エス・エス・ジェイは、松坂屋が、全社的な業務改革の一貫として 内務業務部門の効率向上を目指し2005年3月から、SSJの統合業務パッケージであるSuperStreamによる人事給与、会計システムを全面刷新し、稼動を開始したと発表した

» 2005年04月28日 02時08分 公開
[ITmedia]

 エス・エス・ジェイは4月27日、松坂屋が、全社的な業務改革の一貫として 内務業務部門の効率向上を目指し2005年3月から、SSJの統合業務パッケージであるSuperStreamによる人事給与、会計システムを全面刷新し、稼動を開始したと発表した。

 松坂屋では、2004年9月にMVP2005(Matsuzakaya Value up Project)という業務改革を全社的に開始し、「やめる・へらす・かえる」を掲げて今も推進中。現場作業の簡素化やデータ統合、透明化を図り、内務業務部門の生産性を30%向上させることを目標に掲げている。

 従来使用してきたオフコンパッケージやホストコンピュータでは、いずれもシステムの経年メンテナンスによるデータのブラックボックス化が進んでいたという。また、地区ごとにシステムを別々に運用していたことから、業務処理が煩雑となっていた。

 そこで、業務改革としてまず、社内の基盤整備およびシステムの刷新に着手。オープン化を図るため、SuperStreamの導入を決定した。中でも、年末調整への対応が急務だったことから、SuperStream-PR+(給与システム)を2004年9月より先行稼働、CORE(基幹会計システム)、FA+(固定資産・リース資産管理)、HR+(人事管理システム)を2005年3月から稼働させた。

 システムの全面稼働を果たし、今後は、各地区の業務を集約させる事務センターを2005年9月を目処に設置。事務作業を一本化する計画。さらに、システム導入の効果を最大化するため、業務プロセスの単純化、組織のスリム化を急ぎ、グループ主要5社でSuperStream会計モジュールを利用した連結決算、四半期決算の開示を目指すとしている。

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