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» 2005年05月20日 17時26分 公開

企業ポータル構築に新たな選択肢を提供するBEA

BEAは企業ポータル構築における新たなミドルウェアをISVとともに構築した。(特集:顧客満足度ナンバーワンSEの条件)

[怒賀新也,ITmedia]

 企業ポータルは、現在では幅広く利用されるようになった。だが、ポータルを利用し、企業内外のさまざまなコンテンツを集約して、閲覧するときのユーザーインタフェース(UI)の統合など、使い勝手という意味ではまだまだ改善の余地がある。ビジネスで活用するためには、多くのコンテンツ情報を短期間でポータル上に統合し、ユーザーがアクセスできる環境を整備する必要がある。

 そこで、BEAシステムズは、同社のWebLogic Portalと連携して動作する新たなクリッピングツール「Kapow RoboSuite, BEA WebLogic Edition」を提供している。同製品は、デンマークのKapow TechnologiesとBEAがグローバル提携したことで実現したもの。

 具体的には、コンテンツ・クリッピング機能であるWeb Clipperにより、さまざまなWebページをリポジトリに取り込み、企業ポータルの中でポートレットとして閲覧できる。また、Web Collectorは、さまざまなソースからコンテンツをデータベースに集約し、データの正規化を図る。さらに、Web Integratorは、Webサービスのインタフェースをベースに、企業のビジネスロジックやデータをイントラネット、またはインターネット上で統合させることができる。

 また、Web Clipperに加え、フルバージョンでは、さまざまなWebソースからコンテンツやデータを、データベースやCMS(コンテンツ管理システム)に自動的に集約し、データの正規化を行う「Web Collector」や、APIあるいはWebサービスのインタフェースにより、ビジネスロジックやデータをイントラネットやインターネット上で統合する「Web Integrator」といった機能も含まれる。

 このほか、Kapow RoboSuiteにより、導入企業は、再利用が難しいダイナミックWebコンテンツをパーソナライズされたポータルで活用したり、ポータルへの表示に関してスケジュールに基づいた実行やリアルタイム実行なども自由に行うことができる。

 一方、対応プロトコルも、HTML4、JavaScript、ASP、HTMP、HTTS、Webサイト認証など幅広い。

 結果として、既存アプリケーションやITインフラを変更することがなく、企業ポータルを短期間で構築できるという。また、開発者に高度なスキルや要求されたり、社内の他部門を巻き込むことも少ないとしている。

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