NTTPC、「無線LAN認証サービス」のトライアルサービス

NTTPCは、同社が提供するRADIUSサーバを使用して一元的な認証を行なう「無線LAN認証サービス」を開発したと発表した。

» 2005年06月07日 21時29分 公開
[ITmedia]

 NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)は6月7日、同社が提供するRADIUSサーバを使用して一元的な認証を行なう「無線LAN認証サービス」を開発したと発表した。7月1日からトライアル提供を開始する。

 認証に利用するRADISサーバの運用・管理はNTTPCが行うため、システムエンジニアがいなくてもセキュアな無線LAN環境を構築できるのが特徴。無線LANアクセスポイントには、IEEE 802.1X対応のアイコムの製品を採用し、認証方式にはEAP-TLS方式とEAP-PEAP方式を利用する。

NTTPCの無線LAN認証サービスイメージ NTTPCの無線LAN認証サービスイメージ

 1台のアクセスポイントで、社員には社内ネットワーク接続許可し、社員以外にはインターネット接続のみを許可するといった複数のポリシーを持った接続制御にも対応する。またVoIPソリューションとの連携も可能という。

 RADIUSの初期設定費用3万円のほか、月額利用料がかかる。商用サービス開始は9月から。これに先立ち、7月1日〜9月30日の3カ月間の月額利用料が無料となるトライアルサービスを実施する。トライアルの申し込みの受付は6月7日〜月24日まで。

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