日立、セキュリティチップの搭載も可能な企業向けデスクトップPC新モデル

日立製作所は、セキュリティチップの搭載も可能な企業向けデスクトップPCの新モデル「FLORA 350W(DE8)」を発表した。

» 2005年06月14日 20時17分 公開
[ITmedia]

 日立製作所は6月14日、企業向けデスクトップPCの新モデル「FLORA 350W(DE8)」を発表した。

 最大の特徴は、オプションとしてTPMを採用したセキュリティチップの搭載が可能なこと。この仕組みでは、データを暗号化する「暗号鍵」は、HDD内に保存されるデータとは別にチップ内に保存される。つまり、他のハードウェアやOSから独立したセキュリティチップ内で暗号化などの処理を行うため、外部からの不正アクセスに対する耐性を高めることができる。

 FLORA 350W(DE8)には、Pentium4 プロセッサ 561(3.60GHz)を搭載した「XGC111120」、同541(3.20GHz)を搭載した「XGB111120」、同531(3GHz)搭載の「XGA111120」という3種類のモデルがある。インテル915G Expressチップセットを採用しており、標準のHDDは約40GB、メモリは256MB。BTOによる拡張に対応している。

 OSはWindows XP Service Pack 2を搭載。さらに、資産管理/配布管理ソフトウェア「JP1/NETM/DM Client FLORA Edition」が標準添付される。

 FLORA 350Wには「3年無償保証サービス」が付属しており、価格は、XGC111120が標準構成で18万5850円から。6月20日より順次販売が開始される。

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