NECとサン・マイクロシステムズは、4月に発表した戦略提携の一環として、ストレージ分野でも協業する。
NECとサン・マイクロシステムズは6月16日に、ストレージ分野で協業したことを発表した。
両社は4月に、システムインテグレーション事業などにおける戦略的提携拡大を発表しているが、今回の協業もその一環。サンが展開しているストレージ製品の接続認証プログラム「Sun Cluster Open Storage Program」において、NECの「iStorage Sシリーズ」が認定された。国内のベンダーによる認定はこれが初めてという。
両社はこの認定により、サンのクラスタソフトウェア「Sun Cluster」を搭載したサンのサーバと、RAID-6を搭載したiStorage Sシリーズの組み合わせにより、高い信頼性を備えた情報システムの構築が可能になるとしている。
両社はさらに、24時間365日体制のサポートも整備。共同でハードウェア/ソフトウェアも含めたトータルサポートを提供していくという。
今後は、共同マーケティングを展開するほか、Sun Clusterに対するiStorage S シリーズ認定機種の組み合わせ拡大、Solaris 10におけるストレージ機能強化への対応といった取り組みも拡大する方針。
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