共通基盤上では各部門のシステムが持つ共有可能な機能をWebサービスのインタフェースによってサービスとして定義する。このサービスをまとめて運用管理することで「サービスリファレンス」を構成する。このサービスリファレンスからサービスを選択、ビジネスプロセス上で利用する。ビジネスプロセスはユーザーニーズや市場の変化に応じて迅速に対応する必要があり、どれだけ利用されているか分析がなされる。
その分析に応じてサービスリファレンスを見直し、サービスも再構成する。こうしてサービスの抽出と活用、分析、再構成というエコシステムが運用されることになるのである。また、エコシステムの運用が可能となる状況においてはサービスの管理も重要となってくる。バージョン管理や検索など、さらに高度なサービス管理への移行も視野に入れるべきアクションアイテムとなる。
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