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» 2005年06月19日 03時39分 公開

3Dを扱う仕事に最適なユーザーインタフェースとは (2/2)

[西尾泰三,ITmedia]
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ITmedia 水野さんは3ds maxを日常的に使っているそうですが、今回この製品を実際に使ってみての率直な感想を聞かせてください。

水野 通常のマウスではできない動き、それは往々にして「できればいいのに」と思う動きなのですが、それができるのは単純にスゴイと思います。3D系のアプリケーションの操作というのは「手が覚える」とでも表現するのが正確かと思いますが、この製品は画面上のオブジェクトを持っているようなイメージで操作できるので、コントローラが手の延長として存在する感じです。

水野さん はじめて触れるコントローラ製品に興味津々の水野さん

ITmedia 実際の利用シーンではどういった場面でこういった製品の特徴が出てくるのでしょう?

水野 例えば、オブジェクトをカットする際、コントローラがあれば、回しながらカットする、といったことが容易に行えます。これをマウスでやろうと思うと、1回カットして、オブジェクトを回転、またカット……、となるので、思考が途切れるのです。カットという「アクション」と回転などのマニュピュレーション(操作)がシームレスにできるのは単純なことではありますが、作業効率の改善という意味では非常に意味があります。

ITmedia ボタンに機能を割り当てる部分はどうですか?

水野 今回、カットやミラーなどの機能をボタンに割り当ててみましたが、コントローラから手を離すことなく使えるのはいいですね。あと、作業の関係上、パースペクティブビューなどもボタン一発で切り替えられたらいいと思っていると、そちらも簡単に追加できました。

ITmedia 商品について思うところがあれば教えてください。

水野 正直、両手を使うというこれまでにない操作感なので、最初はとまどいがありました。ただ、わたしはデジハリに来る前は美大にいて、絵や造形をやっていたのですが、そうしたアカデミックな人間からすると、この商品のコンセプトは非常に分かりやすいです。

 この製品は「感覚性」とでもいうべきものに着眼しているといえます。わたしたちが自分の手でものをつかんだりするとき、特に意識しないですよね。マウスだとある制限の中で作業する感覚がありますが、この製品にはそういったデザインやモデリングをする上であまり意味のない感覚を持つことなく、直感的に作業ができるのです。

 マウスはある場所からどれだけ動いたかということを表すポインティングデバイスですが、モーションコントローラは今どのような操作をしているかということを表すデバイスです。その意味ではマウスは守備範囲が広いデバイスですが、広い故に浅い。しかし現実には深い操作が求められる3Dのような現場があるので、こうしたモーションコントローラが求められるのでしょう。

設計・製造ソリューション展ではセミナーも

 前述のとおり、同社は設計・製造ソリューション展に出展予定だが、期間中の22日14時30分から会場内にてセミナーを開催する。参加は無料な上、参加者にはもれなくロジクールのマウスが進呈されるという。

事前検証/評価プログラムも

 また同社では、導入を検討するユーザーの事前検証・評価用に製品サンプルを貸し出しするという。評価期間は2週間(最大4週間)。設計・製造ソリューション展に行けない方はこちらを検討してみるのもよいだろう。


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