ウイングアークと住友電工情報システムが提携強化、帳票出力環境の開発工数削減へ

ウイングアーク テクノロジーズと住友電工情報システムは、Javaフレームワークを活用した基幹帳票運用の分野で協業を強化する。

» 2005年06月23日 15時05分 公開
[ITmedia]

 ウイングアーク テクノロジーズと住友電工情報システムは6月23日、Javaフレームワークを活用した基幹帳票運用の分野で、協業を強化することを発表した。

 両社は2004年に、住友電工情報システムのJava開発フレームワーク「楽々Framework II」に、ウイングアーク テクノロジーズの帳票設計ツール「Super Visual Formade(SVF)」専用の部品を持たせることで、両製品の連携を実現している。

 今回の協業強化にともない、ウイングアークの統合帳票スプールサーバ「Report Director Enterprise(RDE)」についても、楽々Framework IIに連携機能部品を持たせる。これにより、Javaコーディングを行うことなくRDEの持つスプール印刷機能を活用し、基幹システムでの大量帳票出力業務などを実現できるという。

 なお、住友金属物流の購買業務の統合において、システム開発を担当した住金イズミコンピュータサービスが楽々Framework IIを採用。帳票出力にSVF連携機能を活用することで、開発工数の大幅削減に成功しているという。

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