ベリサインがhi-ho、BIGLOBEと提携、フィッシング対策で電子署名を

日本ベリサインと大手ISPのhi-ho、BIGLOBEが、フィッシング対策に向けて協業することを発表した。

» 2005年06月23日 19時47分 公開
[ITmedia]

 日本ベリサイン、大手ISPのhi-hoを運営するパナソニック ネットワークサービシズ、BIGLOBEを運営するNECの3社は6月23日、被害が増加しているフィッシング詐欺への対策で協業することを発表した。

 日本ベリサインでは4月より、企業が送信するメールへの署名用の電子証明書を発行する「ベリサイン セキュアメールID」の提供を開始している。hi-hoとBIGLOBEでは7月より、このサービスを、自社で提供しているASP型メール配信サービスと組み合わせて提供していく計画だ。

 特にhi-hoでは、東洋テクノが開発した電子署名ゲートウェイ「Anti Phishing Mail Gateway」を導入し、ASP型メール配信サービスのオプションとしてベリサイン セキュアメールIDを提供する。またそれに先立ち、自社でベリサイン セキュアメールIDを採用し、顧客向けに発信するメールマガジンやお知らせメールなどに署名を加える予定だ。

 3社はマーケティング面でも協力する。その一環として7月19日には「ベリサインとISPが提案するフィッシング対策セミナー」と題したセミナーを開催する予定だ。

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