NEC、Pentium D搭載のワークステーション中位モデル

NECは7月11日、デュアルコアCPUの「Pentium D 840(3.20GHz)」を搭載したワークステーションの中位モデル「Express5800/54Xd」を発表した。

» 2005年07月11日 17時20分 公開
[ITmedia]

 NECは7月11日、デュアルコアCPUの「Pentium D 840(3.20GHz)」を搭載したワークステーションの中位モデル「Express5800/54Xd」と、省スペースモデル「Express5800/53Xc」を発表した。両製品とも画像処理やCADといった用途をターゲットにしており、7月29日より出荷が開始される。

 Express5800/54Xdは、Pentium Dに加え、1MBのL2キャッシュメモリを搭載したモデル。グラフィックスアクセラレータとして「nVIDIA Quadro FX 3400」「同FX 540」を搭載できる。また、64ビットOSの「Windows XP Professional x64 Edition」を搭載することで、64ビット処理の高速化などを実現できることも特徴という。価格は80GB HDD、CD-R/RW/DVDドライブにQuadro FX 540を搭載したモデルで26万3000円から。

 Express5800/53Xcは、既存の製品に比べ、設置面積比で66%、容積比で49%の省スペース化を図ったモデル。搭載CPUはPentium 4 670(3.80GHz)で、グラフィックスアクセラレータとして「nVIDIA Quadro FX 1400」や「ATI FireMV 2200」を選択できる。価格は22万7000円から。

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