富士通SSL、Barracuda製アプライアンスを活用し中小顧客にスパム対策サービス

富士通SSLは、Barracuda Networksが開発したスパム対策アプライアンスを活用し、中小規模の顧客向けにも「スパムメール対策サービス」を提供する。

» 2005年07月11日 17時51分 公開
[ITmedia]

 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は7月11日、中小規模の顧客向けにも「スパムメール対策サービス」を提供することを発表した。

 同社はこれまで、サービスプロバイダーや通信キャリアといった大規模メールシステムを対象としたスパムメール対策サービスを提供してきた。商用版「Sendmail」をベースに、ポリシーに基づく迷惑メールへの対処や送受信メールのフィルタリングを行うという内容だ。

 しかし迷惑メールは、生産性の低下やセキュリティリスクの拡大、メールサーバの負荷増大といった理由から、企業にとっても大きな問題となっている。そこで富士通SSLでは、商用版Sendmailに加え、米Barracuda Networksが開発したスパム対策アプライアンス「バラクーダ スパムファイアーウォール」を組み合わせ、企業向けにもスパムメール対策サービスを展開するという。

 同サービスでは、バラクーダ スパムファイアーウォール本体だけでなく、導入のコンサルティングやポリシー策定/設定サービスを組み合わせて提供する。価格は、スパムファイアウォール本体が94万6000円から、導入サービスは30万円から。いずれも7月末より提供を開始し、今後2年間で3億円の売り上げを見込むという。

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