セキュリティバグを修正したFirefox 1.0.5がリリース

今回修正されたバグは、近くリリースされるThunderbirdとMozillaスイートのアップデート版でも修正される。(IDG)

» 2005年07月13日 08時58分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Mozilla Foundationは7月12日、Firefoxブラウザの複数のセキュリティバグを修正した。これらバグの多くは、メールクライアントのMozilla ThunderbirdとMozilla Internetスイートの次のリリースでも修正される予定だ。

 これらのバグのうち12日以前に公開されたものはなく、全般的に致命的なものとは考えられないとMozilla Foundationのエンジニアリングディレクター、クリス・ホフマン氏は語る。これらのバグは最新のFirefoxバージョン1.0.5で修正されている。

 「この2カ月間でセキュリティ研究者から10件の報告があった。これらバグのほとんどは、(悪用するには)ユーザーにエクスプロイト(攻撃コード)とやり取りさせる必要がある」(同氏)

 同団体はすべてのユーザーに最新版にアップグレードするようアドバイスしている。この最新版には「安定性」の改善も含まれているとMozilla.orgサイトには記されている。

 13日にはThunderbirdのバージョン1.0.5もリリースされる予定だとホフマン氏。この修正は、今週リリースされるMozillaスイート1.7.9にも適用されるという。

 Firefox最新版はここからダウンロードできる。

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