スパイウェア対策ソフト「Ad-Aware SE」の企業版登場

アスキーソリューションズは、管理ツールを組み合わせた企業向けスパイウェア対策ソフト「Ad-Aware SE Enterprise版」の販売を開始する。

» 2005年07月14日 18時58分 公開
[ITmedia]

 アスキーソリューションズは7月15日より、スウェーデンのNicolas Stark Computingが開発した企業向けスパイウェア対策ソフト「Ad-Aware SE Enterprise版」(英語版)の販売を開始する。

 Ad-Aware SE Enterprise版は、Nicolas Stark Computingが「Lavasoft」のブランド名で提供しているスパイウェア対策ソフト「Ad-Aware SE」をベースに、管理モジュールを組み合わせた製品。サーバ側で各端末のスキャン状況や定義ファイル更新状況を一元的に把握し、コントロールできる点が特徴だ。

 クライアント側には、スパイウェアの検出/駆除を行う「Ad-Aware SE Professional」と、各種ステータスを管理サーバに知らせるコンポーネント「Ad-Axis Client」をインストールする。管理サーバの「Ad-Axis Server」では、各端末のスパイウェア検出/駆除状況をチェックし、状況に応じて強制的にスキャンや定義ファイルの更新を実行できるようになっている。管理ツールを組み合わせることにより、亜種や新種が次々と登場するスパイウェア対策を漏れなく、迅速に行える点が特徴だ。

 対応プラットフォームは、クライアントがWindows 2000/XP、Windows Server 2003。サーバはWindows 2000もしくはWindows Server 2003で、価格は10ユーザーで5万8700円からとなっている。

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