営業活動への影響を補償、グローバルソリューションがIP-VPNに「不正アクセス保険」

グローバルソリューションは、IP-VPNサービス「クローズドIPネットワーク Smart」のオプションに「不正アクセス保険」を追加した。

» 2005年07月15日 13時35分 公開
[ITmedia]

 グローバルソリューションは7月14日、同社が提供するIP-VPNサービス「クローズドIPネットワーク Smart」のオプションメニューに「不正アクセス保険」を追加した。

 クローズドIPネットワーク Smartは、アクセス回線にNTT東日本/西日本が提供するフレッツサービスを活用し、コストを抑えたIP-VPNサービス。国内に散在する複数の拠点を閉域IPバックボーンネットワークを介して結ぶことで、外部からの不正アクセスなどを防ぎ、安全な拠点間通信を実現する。料金は、1拠点当たり月額9800円から。

 不正アクセス保険オプションでは、グローバルソリューションの閉域網を介した不正アクセスが発生して顧客に損害が発生した場合に、その費用を補填する。

 補償内容は大きく2つに分かれており、1つは、不正アクセスによってメディアの改ざん/破壊などが発生した場合に、その再作成に要した費用を最高100万円まで補償する。もう1つは、不正アクセスが原因となってネットワークが停止し、営業活動そのものに影響が及んだ場合に復旧費用を補償するもので、最高限度額は500万円となる。

 グローバルソリューションでは、10拠点以上でクローズドIPネットワーク Smartを契約し、かつオンサイト設置やSEコンサルティングオプションを組み合わせて申し込んだ顧客に対し、1年間無償で不正アクセス保険を付加するキャンペーンを、8月末まで実施する予定だ。

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