ユニアデックス、接続方式にとらわれず一元的なアクセス制御が可能な検疫システム

ユニアデックスは、イーサネットと無線LAN、VPNにまたがって認証/アクセスコントロールを行える検疫ネットワーク「自己防衛型検疫ソリューション」を発表した。

» 2005年07月19日 20時08分 公開
[ITmedia]

 ユニアデックスは7月19日、企業が定めるセキュリティポリシーに違反しているPCや勝手に持ち込まれるPC、無線LANアクセスポイントなどを検出し、企業ネットワークから排除する「自己防衛型検疫ソリューション」を発表した。

 自己防衛型検疫ソリューションは、ユニアデックスが独自に開発した「検疫サーバ」と米Aruba Wireless Networksの無線LANスイッチの連携を基本に、資産管理システム「ADMi-21」やウイルス対策製品を連携させて実現されている。

 これまで提供してきた検疫ソリューションに比べ、勝手に持ち込まれる機器の検出が可能なこと、有線のネットワークだけでなく無線LAN、VPNにも共通な認証基盤を提供し、一元的な認証とアクセスコントロールを実現することが特徴だ。

 従業員がPCをネットワークに接続する際には、企業のセキュリティポリシーと照らし合わせ、違反する場合は隔離ネットワークでパッチ適用などの対策を施す検疫ネットワークの機能を実現。さらに、管理者の許可なく持ち込まれたPCや無線LANアクセスポイントを検出したり、ウイルス/ワームを監視し、排除する機能を提供する。

 ユニアデックスでは7月21日より同ソリューションの販売を開始する。ただしウイルス/ワームや不正アクセスポイントの監視/遮断機能は8月から、検疫サーバやADMi-21と連携しての検査/隔離機能は10月から提供される予定だ。

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