ハンモックは、外部デバイスの使用制限機能やURLフィルタリング機能などを追加したクライアントPCの統合管理ツール「ASM2005」を発表した。
ハンモックは7月25日、クライアントPCの統合管理ツール「ASM」の新バージョン、「ASM2005」を発表した。
ASMは、IT資産管理やパッチ配布といった機能に加え、アプリケーションの稼動や操作履歴、プリントログの管理を通じて端末のセキュリティ/情報漏えい対策を支援するソフトウェア。
新バージョンでは、CD/DVDドライブやUSBデバイスなど、外部デバイスの使用を制限して情報の持ち出しを防ぐ「デバイス使用制限」機能が追加された。シリアルポートやパラレルポートについてもコントロールが可能なほか、時間を指定してのロック/一時解除が可能だ。他に、ネットスターのURLデータベースを利用して不適切なWebサイトや悪意あるWebサイトへのアクセスをフィルタリングする「Webアクセス制限」も実装されている。
さらに、インベントリ情報の管理を支援する「ネットワーク構成図作成」機能が追加された。作成されたネットワーク構成図によって視覚的にシステム状況を把握するだけでなく、直接、インベントリ情報を参照することができる。
ASM2005はWindows 95/98、Windows NT 4.0/2000、Windows XP、Windows Server 2003に対応しており、価格はクライアント数が50〜99台の場合で1台当たり1万6500円から。
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