BIGLOBE、「ウェブリシール」で音声読み上げやチャット機能を提供

BIGLOBEは28日、ブログ上で音声読み上げやチャット機能などが利用可能なコミュニケーションサービス「ウェブリシール」の提供を8月1日から開始すると発表した。

» 2005年07月28日 22時57分 公開
[ITmedia]

 NECのISP「BIGLOBE」は7月28日、ブログやWebサイト上で音声読み上げやチャット機能などが利用可能なコミュニケーションサービス「ウェブリシール」の提供を8月1日から開始すると発表した。無料でBIGLOBE以外のブログやWebサイトでも利用できる。ただし、無料会員である「カフェ会員」への登録が必要。

 ウェブリシールは、シールのようにブログやWebサイトの好みの場所に、シールと同時に作成される貼付用のテキスト(HTMLタグ)を貼り付けて利用する。まずは第一弾として提供されるのは、「音声合成シール」「チャットシール」「アルバムシール」「スクラッチシール」の4種類の機能のシール。

 音声合成シールは、登録したテキストを「宇宙人」「ロボット」「男性」「女性」「すもうとり」など9種類のキャラクターと5種類の音声が読み上げるもの。ウェルカムメッセージや最新のブログの音読をさせれば、音声ブログも作成できる。音声合成はNECメディア情報研究所の音声合成技術を活用しているという。

 チャットシールは、BIGLOBEが同じく8月1日から提供するメッセンジャーサービス「ウェブリメッセンジャー」と連携したもの。ブログやWebサイト上からのチャットサービスを可能として、ブログ開設者と閲覧者とのコミュニケーションを強化する。閲覧者が開設者にメッセージを送信することができ、開設者がオンラインであればリアルタイムにチャットすることができるのだ。

 アルバムシールは、BIGLOBEのオンラインフォトアルバム「ウェブリアルバム」と連携したもの。ウェブリアルバムに登録済みの写真のサムネイルを切り替えながら表示して、クリックすることでウェブリアルバムを起動することが可能。

 スクラッチシールはBIGLOBEが行っているスクラッチキャンペーンと連携したもの。ブログやWebサイトに貼り付けることで、サイト訪問者もキャンペーンに応募ができるっようになる。また、訪問者のスクラッチ回数が増えることで、ブログ開設者の当選確率も高くなるとのこと。

 さらに、ブログやWebサイトを持たないユーザーも、シールにアクセスするための専用URLを、メールや掲示板などで利用することで、シールを使ったコミュニケーションをすることが可能という。

 また、作成したシールの保存や修正のための管理ツールとして「私のシール帳」も提供される。

 BIGLOBEでは、「ウェブリシール」の利用者を2005年度末までに20万人と見込んでいるという。

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