マイクロソフトと仙台市、仙台ソフトウェアセンターは、地方自治体での情報セキュリティレベル向上を目指し、共同で「セキュリティガイドブック」を作成した。
マイクロソフトと仙台市、仙台ソフトウェアセンターは8月2日、地方自治体での情報セキュリティレベル向上を目指し、共同で「セキュリティガイドブック」を作成した。
仙台市では8月より、このガイドブックを庁内LANに掲示し、常時閲覧できるようにするほか、これを用いた一般職員向け情報セキュリティ研修を実施していく。
ガイドブックは対象によって、「一般職員向け」「システム担当者向け」の2種類がある。一般職員向けガイドブックでは、職員が日ごろ心がけるべき心得/対策を解説するとともに、自己診断を通じてセキュリティ上の注意点を把握できるようにする。一方システム担当者向けガイドブックでは、システムの企画/開発や運用といった各プロセスにおけるセキュリティ対策を支援するため、リスク評価およびそれに対応した対策の実施方法を解説している。
三者は希望に応じて他の自治体へのガイドブックを提供し、活用を支援していくという。
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