産総研はknoppix4.0 Linuxtagの日本語版を公開した。DVD版として提供されているため、これまで収録されていなかったソフトウェアも多数収録されている。
産業技術総合研究所(産総研)は8月3日、knoppix4.0 Linuxtagの日本語版を公開した。サイズが約3.8Gバイトあるため、ダウンロードの際は注意すること。
今回のknoppix4.0 LinuxtagはDVD版となったことで収録容量が増え、これまで収録できなかったアプリケーション、例えばGNOMEやlatexが収録されている。なお、DVDに使われているファイルシステム(iso9660)の関係でcloopが2つになっている。
日本語版の変更点としては、rpm版の取得後に、alienによるインストールを行うことでOpenOffice.org 1.9.113を収録しているほか、knoppix-installer利用時の日本語入力やqemuの修正が行われている。また、ゲーム関連のデータは2つ目のcloopファイルに移動させている。
DVDではドライブとメディアの相性により起動時間に差が出る。このため、起動時のブートオプションでnorcやreadaheadを付けることで起動の高速化が図れる。
産総研では今後、HTTP-FUSE KNOPPIXをKNOPPIX 4.0対応にする予定。
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