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» 2005年08月09日 07時14分 公開

OOo 2.0が変えるオフィスアプリ基準 第4回:「Impress」で問うPowerPointを使う理由 (3/5)

[可知 豊,ITmedia]

 一方で、OpenOffice.orgのためにテンプレートを入手できるおすすめのサイトとして、「OOoExtras」がある。このサイトでは、OpenOffice.org用のテンプレートファイルやクリップアートが配布されている。配布条件は、オープンソースライセンスのひとつであるLGPLが採用されており、現在これをパブリックドメインにすることが検討されている。

 サイトの説明は英語になっているが、内容としてはそれほど難しいものではない。実際にImpressテンプレートを探すには、<Impress>ボタンをクリックする。クリップアートは<ArtWork>で表示される。配布されているテンプレートは、大半がバージョン1.xのファイル形式だが、バージョン2.0でもそのまま利用できる。

画面■OpenOffice.orgテンプレートとクリップアート配布するOOoExtras

スライドショー機能はどうか

 作成したプレゼンは、「スライドショー」機能を使って表示する。この時プレゼンだけが全画面表示され、マウスクリックでページを切り替えできる。また、画面切り替えにページがめくれるような効果を加えたり、テキストなどをアニメーションで移動させることも可能だ。

 バージョン2.0では、これらの設定をすべて作業ウィンドウ内で行うため、必要な機能を簡単に見つけられる。ページの切り替えは「画面切り替え」で、テキストなどの移動は「アニメーションの設定」で行う。

画面■画面切り替えとアニメーションを作業ウィンドウで設定する。必要な設定項目が一カ所に集まっているので、簡単に設定できる

 ただし、1.9.m104では、画面切り替えやアニメーション効果の動作にもたつきが感じられた。正式リリース版でも同様の現象が見られる場合は、シンプルな効果を使うとよいだろう。

 また、画面切り替えの実際の効果を比べると、PowerPointに比べてシンプルに感じた。たとえば、PowerPoint 2003で「エレガント」という効果を選択すると、画面切り替えは「フェードイン」で表示された後、タイトルが「ズームイン」し、本文が「スライドイン」といった具合に展開する。画面切り替えとアニメーションがセットになっているのだ。

 Impressの画面切り替えでは、ページの切り替えしか設定できず、タイトルやテキストの設定は、「アニメーション」で別途設定することになる。

さまざまな形式への出力

 Impressで作成したプレゼンは、さまざまな形式で出力できる。たとえば、プレゼンの縮小版を並べた「配布資料」や、講演者用の発表用原稿として使える「ノート」といった形式で印刷できる。また、プレゼンをPDFファイルやFlashファイルに変換することも可能だ(サンプルファイル内、PDFファイル:understanding_OOo.pdf、Flashファイル:understanding_OOo.swf)。

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