コグノスは8月23日より、多次元分析(OLAP)ツールの最新版となる「Cognos PowerPlay 7V3 Maintenance Release 2(MR2)」の出荷を開始する。
コグノスは8月19日、多次元分析(OLAP)ツール「Cognos PowerPlay」の最新版となる「Cognos PowerPlay 7V3 Maintenance Release 2(MR2)」を発表した。8月23日より出荷を開始する。
Cognos PowerPlayは、膨大なデータを元に多次元分析やレポート作成を行い、企業の意思決定を支援するOLAPツール。新バージョンではエンドユーザー向けにWebベースの分析機能を、また管理者向けに運用/管理機能の強化が図られた。合わせて、同社のBI Webレポーティングツール「Cognos ReportNet」との連携を強化し、統合的な情報配信を行えるようになっている。
対応プラットフォームも拡大し、Sun Solaris 10がサポートされたほか、IBM DB2 UDB 8.2、Windows 2003 Active Directory Application Modeなどの環境にも対応した。
コグノスは同時に、ビジネス状況のリアルタイム監視/イベント通知を行うBIツール「Cognos NoticeCast」の最新版もリリースしている。「Cognos NoticeCast 7V3 MR2」はSSL対応のApacheモジュールをサポートし、暗号化通信を行えるようになった。
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