ISMS認証取得1000件超える、個人情報保護法の施行に伴って大幅伸び

JIPDECは8月26日、ISMS認証取得事業者が1000件を超えたと発表した。2005年4月の個人情報保護法の完全施行に伴って、認証取得事業者は大きく伸びた。

» 2005年08月29日 18時40分 公開
[ITmedia]

 日本情報処理開発協会(JIPDEC)は8月26日、ISMS認証取得事業者が1000件を超えたと発表した。

 ISMS適合性評価制度は、2004年4月に日本の情報セキュリティレベルの向上を目的に本格運用が始まった制度。企業や組織が適切な情報セキュリティマネジメントを実施していることを第三者機関が審査し認証を与える。

 2005年4月の個人情報保護法の完全施行に伴って、認証取得事業者数は大きく伸び、2005年8月19日時点で1014件が認証を取得した。JIPDECでは、「ISMSの枠組みが個人情報保護に対応する手段として極めて有効であるとの認識によるもの」とコメントしている。

 IT関連サービス業が集中している関東、近畿、中部の順での認証取得事業者が多く、取得事業者の所在地は関東地区が全体の66%を占めている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ