デル、コンプライアンスやミラーリングシステムを軸にExchange 2003移行を強化

デルは、Microsoft Exchange Server 5.5から2003への移行を支援する「Microsoft Exchange Server マイグレーションプログラム」を強化する。

» 2005年08月30日 19時01分 公開
[ITmedia]

 デルは8月30日、マイクロソフトのメールサーバ「Microsoft Exchange Server」の最新バージョンへの移行を支援する「Microsoft Exchange Server マイグレーションプログラム」を強化することを発表した。

 Microsoft Exchange Server マイグレーションプログラムは、Exchange Server 5.5から、情報発信/共有機能も備えたExchange Server 2003への移行をサポートするプログラムで、デルとマイクロソフト、EMCの3社の協力によって展開されてきた。小中規模から5000ユーザー以上の大規模システムまで幅広いレンジを対象に、システム構成の検証や共同セミナー、テクニカルブリーフィングを実施し、これまでユーザー数で5万ユーザー以上の移行が行われてきたという。

 今回のプログラム強化では、3つのテーマに沿ったシステム提案を強化していくという。

 1つは、Office 2003およびActive Directoryと連携したコラボレーション/グループウェアシステム。2つめは、コンプライアンス強化の一環としてメールの長期保管に対応したメールアーカイブソリューション。3つめは、障害復旧に備えリモートサイト間のデータ複製を行うExchange Server専用のバックアップ/リストアシステムで、これらを通じてExchange 2003への移行をいっそう支援していくという。

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