Sun、「iForce」パートナープログラム刷新へ

刷新計画の詳細はほとんど明らかにされていないが、ISVパートナーを皮切りに段階的に展開されていく。(IDG)

» 2005年09月02日 12時53分 公開
[IDG Japan]
IDG

 米Sun Microsystemsは来週、パートナープログラム「iForce」の刷新計画を発表する。同社はこのプログラムを通じ、独立系ソフトベンダー(ISV)、システムインテグレータなど各国のパートナーと協力してSunベースの製品を市場に投入する手助けをしている。

 この計画については、ISVパートナーを皮切りに段階的に展開されていくということ以外ほとんど明らかにされていない。チャネルパートナー、システムインテグレータ、垂直業界は後日になるとSunのPR代理店は語ったが、詳細を話すことは控えた。

 発表は9月7日に行われる見込みだ。

 Sunはこのプログラムを通じ、数百のパートナーがSun製品を含む製品とサービスを開発・販売する手助けをしている。例えば、機器メーカーは自社のハードにSunのソフトを組み込めるし、インテグレータはSun製品を使って特定の業界やタスクに向けたシステム一式を構築する。

 数百の比較的小規模なパートナーのほか、Accenture、Computer Associates International(CA)、Oracleなどの大規模なパートナーも含まれる。

 SunやIBM、Hewlett-Packard(HP)、Cisco Systemsなどのトップベンダーは、直販と間接販売の間の摩擦を解決し、支払いの問題を処理し、顧客が高品質なパートナーを見つけられるようにするために絶えずパートナープログラムを調整している。

 「多数の流通経路を管理するのは常識だ」とIlluminataの主席アナリスト、ジョナサン・ユーニス氏。「問題は、皆の利害を無理なく合わせること。厳密に利害が合わなくてもうまく協力させること。そしてすべてが純然たるゼロサムゲームであるかのように振る舞わせないことだ」

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