SPSSと日本オラクルがデータマイニング分野で協業

SPSSと日本オラクルは企業向けデータマイニング分野で協業し、互いの製品の連携を強化する。

» 2005年09月05日 17時30分 公開
[ITmedia]

 エス・ピー・エス・エス(SPSS)と日本オラクルは9月5日、企業向けデータマイニング分野で協業することを発表した。

 SPSSはこれまで、情報を分析して未来予測を行うための方法論である「Predictive Analytics」に基づくマイニングプラットフォーム「Clementine」を開発、提供してきた。一方日本オラクルは、先日リリースした「Oracle Database 10g Release 2」に「Oracle Data Mining」を搭載し、データマイニング機能を強化している。

 両社は今回の協業に基づき、ClementineとOracle Database 10g Release 2およびOracle Data Miningの連携を強化。Clementine 9.0のIn-Database Mining機能から、Oracle Data Mining 10gが備える分類/回帰アルゴリズム「Naive Bayes」や「Adaptive Bayes」、「Support Vector Machines」を呼び出して分析を行えるようになる。

 両社は互いの製品の動作検証を実施し、相互連携を強化させていくことにより、より大量のデータを有効に利用できるデータマイニング環境を提供していくという。

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