ネクサンティスは、アカウントプロビジョニング機能もサポートしたシングルサインオンシステムの新バージョン「AccessMaster バージョン7.0」を発表した。
ネクサンティスは9月5日、アクセス管理やシングルサインオン(SSO)を実現するソフトウェアの新バージョン「AccessMaster バージョン7.0」を発表した。
AccessMasterは、ユーザー認証とそれに基づくアクセス制御/シングルサインオンを実現し、アカウント管理に要する手間とコストを省くとともにセキュリティ向上を支援する製品。Webアプリケーションやグループウェア、あるいはメインフレームなど多様なアプリケーションに対応していること、ユーザー認証の手段としてパスワードだけでなくICカードやPKIによる電子証明書、バイオメトリクス認証などをサポートしていることが特徴だ。
新バージョンでは、LDAPやSAPの人事管理モジュールなど、複数のシステムで管理されているアイデンティティ情報を仮想的に1つのレポジトリに統合する「VIR」(Virtual Identity Repository)機能がサポートされた。
また、あらかじめ定めたセキュリティポリシーに基づいてアカウントの作成や削除、変更を一元的に行うアカウントプロビジョニング機能も搭載。これにより、大規模環境におけるアカウント管理のコストを削減するとともに、セキュリティポリシーの徹底やコンプライアンス支援を実現するという。
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