料金は10万円から、テオーリアが低価格のWebサイト脆弱性検査サービス

テオーリアコミュニケーションズは、Webサイトの脆弱性検査サービスを開始することを発表した。10万円からという低価格で提供される点が特徴だ。

» 2005年09月16日 21時34分 公開
[ITmedia]

 テオーリアコミュニケーションズは9月16日、Webサイトの脆弱性検査サービスを開始することを発表した。10万円からという低価格で提供される点が特徴だ。

 今年に入って、WebサイトおよびWebアプリケーションに存在する脆弱性を付かれて侵入を受け、ページを改ざんされたり、サイトを訪れたエンドユーザーに被害を及ぼしてしまうというケースが大きく報道された。これを機に、Webアプリケーションの脆弱性に対する懸念が高まり、多くのベンダーが検査サービスを提供するようになった。

 テオーリアコミュニケーションズが提供するのもそうしたサービスの1つだ。脆弱性スキャナを用いた検査のほか、脆弱性の種類によっては手動で攻撃/検査を行い、Webサーバおよびプラットフォーム、Webアプリケーションに存在する脆弱性をチェックする。検査実施後1〜2週間後をめどに全体のレポートが提供される。

 サービスには、サーバプラットフォームのポートの状態やバージョン、設定などに存在する脆弱性を検査する「プラットフォーム検査」と、Webアプリケーションで利用されるフォームにクロスサイトスクリプティングやSQLインジェクション、セッション管理の脆弱性といった問題が存在しないかを検査する「フォーム検査」がある。いずれも、緊急性の高い脆弱性が発見されれば、24時間以内に報告する仕組みだ。

 料金は、テオーリアコミュニケーションズからリモートで検査を行う場合は10万円から、オンサイト検査は20万円から。また、フォーム検査については1フォーム当たり10万円からとなる。

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