RSAセキュリティが認証局ソフトの新版、「Keon」改め「Certificate Manager」に

RSAセキュリティは、名前を改めた認証局構築ソフトウェアの新バージョン「RSA Certificate Manager 6.6」を発表した。

» 2005年09月28日 20時51分 公開
[ITmedia]

 RSAセキュリティは9月28日、認証局構築ソフトウェアの新バージョン「RSA Certificate Manager 6.6」を発表した。

 RSA Certificate Managerは、これまで「RSA Keon Certificate Authority」の名称で販売されてきた認証局構築サーバ。国内では、インテックの電子証明書発行サービス「EINS/PKI+」やファーストサーバのサーバ認証サービス「BIZCERT」といった実績がある。

 新バージョンでは、まもなく電子証明書の有効期限が切れるユーザーにメールでその旨を通知する機能が追加されるなど、電子証明書発行/更新の手続きが簡素化され、ユーザービリティの向上が図られた。

 また、認証局が発行した証明書の情報などを管理するリポジトリとして、LDAP対応のディレクトリを利用できるようになった。市販のLDAPディレクトリ製品を用いてリポジトリのバックアップを取ったり、冗長構成をとることにより、認証局システム全体の可用性向上につながるという。

 RSAセキュリティでは、昨今増加しているフィッシング詐欺への対策として、電子証明書に対するニーズが高まっていることを背景に、企業やオンラインサービスを展開する事業者向けに販売していく。

 対応OSはSolaris 8/9とWindows 2000/2003 Server。価格はユーザー数によって異なり、1000〜4999ユーザーの場合で1ユーザー当たり2670円。

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